販売

  

食事のバランス

一昔前のペットショップでは、子犬や子猫がケージに入れられて展示されていました。
生まれて間もなく親から離されて、不安そうな幼い動物を見て、思わず買ってしまう人も多かったといいます。
しかし、最近では店頭で小さい動物の個体は置いていません。
動物愛護法が改正され、生後8週間以内に親から離すことが禁止されたためです。
子犬や子猫を希望する人には、ブリーダーを紹介して、飼育環境を確認した上で購入してもらうシステムに変更した所が多くなってきました。
店頭で買うのと違って、ペットの生育を十分確認できるので、健康な個体を手に入れることができて安心です。
愛護法の改正は、店や飼い主の意識にも大きな変化をもたらしました。

ペットショップが個体の販売から手を引く理由は他にもあります。
最近、各自治体で、犬や猫の無料譲渡会が頻繁に開催されることになったためです。
捨てられたペットの新しい飼い主を捜すため、毎月のように開かれています。
犬や猫はペットショップから購入するという意識が、遺棄された動物を救うという気持ちに変化しつつあります。
そのような背景もあって、ブリーダーの数も減少しています。
ブリーダーと手を組めなくなった販売店では、自治体の譲渡の情報を請け負う仕事を始める所も出てきました。
販売を担う訳ではないので手数料も見込めませんが、ペットを飼う人が増えることによりグッズの売れ行きを伸ばすことができます。
動物を巡る状況が目まぐるしく変化している最近です。